§共同連帯ゴレンジャー 覚え歌

健保/年金

ただただ、「共同連帯」と歌いたいだけの替え歌です。
秘密戦隊ゴレンジャーのオープニングテーマを
無理矢理に国民年金法の目的条文にこじつけました。


真っ赤な太陽 仮面に受けて
願いはひとつ 青い
黄色い砂塵 うずまく街に
ピンクの頬の 5人の戦士
吹かせの 明日の風を
ゴー ゴゴー
5つの力を1つに合わせて
叫べ勝利の 雄叫びを
秘密戦隊 ゴレンジャー

「進め!ゴレンジャー」1975(昭和50)年リリース

国民年金法の目的条文


国民年金制度は、
日本国憲法第25条2項に規定する理念に基づき、
老齢、障害又は死亡によって
国民生活の安定がそこなわれることを
国民の共同連帯によって防止し、
もって健全な国民生活の維持及び向上に
寄与することを目的とする。

(国年法1条)

替え歌

()をつなげて歌うと替え歌になります。
原作通りのところもあります。

真っ赤な太陽=(日本国憲法) 
仮面に受けて=(具体化受けて)
願いは一つ=(ニゴイチ キュウヒン)=>25条:項「救貧施策」
(”じゃないよ。”)<=無理やり”合いの手を入れる”

(青い空)=>2号「青レンジャーは2号」=>2項「防貧施策」
(”ぼうひん”)<=無理やり”合いの手を入れる”

黄色い=(老齢) 砂塵=(障害) うずまく街に=(死亡によって)
ピンクの頬の=(国民セーカツの)   (五人の戦士)
吹かせ緑の=(安定を損なう)
明日の風を=(損なわれることを)=>字余りなので、前の”損なう”のくりかえし
(ゴーゴゴー)
5つの力を1つにあわせて=(国民の力を一つに合わせて)=>共同連帯のイメージで
(”健全な”)<=無理やり”合いの手を入れる”

叫べ勝利の=(国民生活)
雄叫びを=(維持・向上)
(共同連帯 ボゥ シェン ジャー)=>防止ェン ジャー
  • 共同連帯という語句は、高齢者医療確保法、介護保険法の目的条文にも使われています。

豆知識

日本国憲法25条は生存権について宣言しています。
25条には1項と2項とがあります。


日本国憲法25条1項
すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。


日本国憲法25条2項
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

日本国憲法
1項を「救貧施策」「救貧機能」「救貧的政策」
2項を「防貧施策」「防貧機能」「防貧的政策」
と分けて捉えると年金の位置づけが見えてきます。

長期短期を問わず所得を保障しくみとして、 生活保護年金があります。

 生活保護の給付を受けるには、持てる能力や資産をすべて活用しても最低限度の生活が維持できないことが要件で、それを調べるために資力調査があります。
生活保護貧困になってからそれを救うという意味で救貧機能

一方、

年金は、高齢や障害や障害という要件に当てはまれば、貧困に陥ったかどうかは問われずに給付が行われます。
社会保険(年金)貧困になる前にそれを防ぐという意味で防貧機能

をもつといわれています。

∴国民年金法は、憲法25条2項の「防貧」の理念を受けて、つくられていると目的条文に書かれているのです。

参考文献

  • よくわかる社会保障 第2版 倉田賀代・津田小百合・福島豪 (著) 
    有斐閣 2019年3月30日発行
  • はじめての社会保障 第17版 椋野美智子・田中耕太郎 (著)
    有斐閣アルマ 2020年3月20日発行

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