老齢年金の繰下げ受給を遺族厚生年金が阻む

健保/年金

これを読むと、
将来の年金を繰下げ受給して
年金額を増額し(最大1.84倍)
長生き人生戦略を目論む方々の
人生設計の落とし穴(リスク?)が
1つ見つかるしれません。

いずれ、法改正されると
私は思いますが、
現行の法律では
次のようなことが
起きるケースがあるようです。

しかも現役世代は
共働きが多いですから、
今後は該当ケースが
増える傾向にあるように
私には
思えます。

概略はこんな感じです。

配偶者が亡くなってしまうと
遺族厚生年金の受給権を得てしまう。

この場合、自分の老齢年金の支給繰下げは行えない。

老齢年金の繰下げ受給による増額を
希望しても
認められないのです。
増額なしで受給せざるをえない。)

詳細は、参考資料を入手して読んでください。
(ちなみに有料記事ですが、図書館とかなら無料で読めます。)

参考資料:
2023年8月12日 日本経済新聞朝刊 マネーのまなび「年金繰下げ、条件を確認

所感

配偶者の生き死には、
自分でコントロールできない分
合理的には解消できず、
悩ましさが増します。

この記事の裏側には
元気なお年寄りが増える中、
自分なりの
年金受給する際の
価値観や
期待値を
整理、認識しておかないと、
老後に
「レベルの低い観念に固執して、肝心な物を失う」
「年金受給額と自分の幸せがリンクしない」
といった事態に陥りかねないことを
感じたのでした。

この記事は
昨今、肩書きでお見かけすることが多い
ファイナンシャルプランナーさんも
「想定外」
言わざるを得ないケースです。
とてもおもしろい記事でした。

以上、見ていただき、ありがとうございました。

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