給付と負担の水準方式

健保/年金

法律改正には反対派が常につきものですので、
インテリである法律を作る方たちは
そういう摩擦を回避したいのか、
あるいは、
前向きな意味で捉えてほしいのか

とにかく、そんなこんなで、
些末なことにも
配慮して言葉遊びで
「煙に巻く」
「まどろっこしい」

と見受けられても
しかたがない名称を付けます。

これが、私のような庶民(※)の素人にとっては、
覚えにくいのです。

※私、日々、細々と暮らす庶民といえども、
それはそれで、幸せで楽しい暮らしです。

庶民と富裕層とか、
庶民とインテリなどのカテゴリを
単純化して例示することで、
あたかも対立構造であるかのような
社会の構造を定義して、
それらを政治とからめて
無責任に批判・論評する
意図や趣旨は全くございません。

念のため、申し上げます。

たとえば、これ。

給付と負担の水準方式

給付水準維持方式と保険料水準固定方式です。
どちらも、維持・固定国民にとって
良い意味(印象)
を受ける用語に統一しています。
そのため、何が変わったのかが
方式名称を聞いただけでは
伝わりにくい名称
になってしまっています。

図表を参照ください。

改正前も改正後のどちらも、
不満が出ない側(見直しされたり・調整されたりする側とは逆の立場)で方式名称を付けているため、
保険料(負担)の視点で見ているのか?
年金(給付)の視点で見ているのか?

視点の一貫性がありません。
(例えば、給付水準維持方式から
給付水準調整方式に改正。
と名付けてくれれば、
どんなに伝わりやすいことか・・・。
受験生は「維持から調整に改正」と記憶するだけで済みます。)
ところが、
「保険料水準固定方式」
となるから、
「給付水準維持から
保険料水準固定に改正」と記憶せねばなるまい・・。でしょ。

いつも、試験合格とは関連性の低い情報をありがとう。


私は、自分の試験合格だけを考えているので、
視点はどちらかに統一して欲しい。
まぁ理解して、覚えにくいですね。

「ルビンの壺」「ルビンの盃」ってやつです。

改正前も改正後も
壺(盃)なのか、対面する人の横顔なのか、
どちらかで・・・・。


以上、ありがとうございました。

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