歳をとると1年が早く経つと言う話がありますね。
「素直さの欠如」とか、「マンネリ」とかという形而上の概念にすり替えて
「生き方」を説く人がいらっしゃいます。
そういう方のお話を聞くと自分は(ひねくれものなので、)
もっと簡単に算数で説明できると常々思っていました。
生まれてから今までの人生記憶に対する1年を比較をすれば、
5歳の子供は5年分の1年。つまり1/5
50歳のおじさんは50年分の1年。つまり1/50
両者を比較すると、1/5>1/50
つまり同じ1年でも10倍の開きがあるのです。
ここまで偉そうに、批判気味に書いている自分ですが、
実は、そういうことを考えていた人は(自分だけではなく、)
とある哲学者が発表していらっしゃいまして、
呼び名もついているらしいです。
「大人も知らない?ふしぎ現象辞典」
ジャネーの法則
「感じられる時間の長さは、年齢と反比例の関係にある」
哲学者のジャネが発案して
甥で心理学者のジャネが紹介したんだそうです。
この法則は日本では意外と知られていないけど、
算数の知識で説明できてしまうので、誰でも気づいていそうに思います。
いかがでしょうか?
発見、法則などでも、早く言ったもん勝ちなんですよね。
こういう書き方をすると、ジャネさんも敵に回してしまうな。
ジャネさんの後ろ盾がないと、「昔から、オレもそう考えていたよ。」と発表できない気の小さいおじさんの自慢話でした。

大ヒットアーティストのにわかファンに対して
「俺は、このアーティスト、デビューしたての売れていな頃から応援していた
のさ。」「見る目があるだろう。」という自慢に似ていますね。
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