労働一般

労働一般

労働者の定義のちがい

これを読むと、使用者の定義と合わせて整理してみたいと思うかもしれません。(労働者の定義の違いは、今まで出題されたことがないんですけどね。)労働基準法と労働組合法で範囲が違う簡単に言うと失業者を含むか?失業者を含まないか?の違いです。労働基準...
労働一般

この法律は、○○法と相まって、

相俟って(あいまって)の意味・互いに働きかけあって。・いっしょになって。岩波国語辞典 第4版「相まって、」という表現を使う目的条文に何か共通の特徴があるのでしょうか?調査しました。「相俟って、」で始まる目的条文(4つ)労働安全衛生法は(労働...
健保/年金

ハケンの現物給与と最低賃金は紛らわしい

派遣労働者については、原則通りには行かないことがあります。(健康保険法ができた当時は派遣労働者という就業形態がなかったわけですから・・・致し方ないとは思います。)例外として暗記しておいても私は、すぐ忘れてしまいますので、「ナゼなのか」少し理...
労働一般

図表でわかる有期労働契約の「雇止めに関する基準」

雇止めの予告(労働契約を更新しないとき)使用者は、期間の定めのある労働契約(当該契約を3回以上更新し、又は雇い入れの日から起算して1年を超えて継続勤務している者に限り、あらかじめ当該契約を更新しない旨明示されているものを除く。)を更新しない...
労働一般

事業主と事業者の違いは何か?

これを読むと、事業主と事業者の使い道の違いについて、詳しくなれるかもしれません。使用者とか事業主という言葉は、普段の生活であまり使わないのではないでしょうか?普段使いの言葉では、社長さん、オーナーさん、ボス、親分さん。あらかた、人物を差して...
労働一般

§「社会通念上」って?「裁判官が思う良識」ですね(屈折してるかな?)

「社会通念上」という言葉は、条文に出てきたり、判例で裁判官が使う言葉です。無性に調べたくなり、時間を浪費しました。用例(過去問題・条文より)過去問題【労働契約法に関して】使用者が労働者を懲戒することができる場合においても、当該懲戒が、その権...
労働一般

§有期労働契約の更新(労働契約法19条)

先日、有期雇用契約の雇止め予告について取り上げましたが、あっさり記載したので、実務上で容易に雇止めができる印象を持った方がいるかもしれません。しかし、そのようなことありません。今回は実務で重視される条文(前回のは厚労省の告示で罰則はありませ...
労働一般

§合理的って、なあに?調べてみた。

判例によく出てくる「合理的」って語の持つ意味の範囲はどんな感じなのか、調べました。「合理」の語の意味は大別すると3つあります。理性・理論に合った:ラショナルラショナルrational:理性のある、道理をわきまえた (⇔ irrational...