風呂上りのポーズ

雑記

この記事を読むと、
風呂上がりを
家族みんなで楽しめる
おおらかさを養おうと
思うかもしれません。

夕刻から虫の声を涼しく
感じる時節となってまいりました。
夏の暑さがやむころを
処暑(しょしょ)というのだそうです。
8月23日ごろをさすようです。

こんな時季には、風呂上りの夕涼みが快適です。
それで、バスマットの上での
理想の定番ポーズを
連想してみました。

定番ポーズ分析(男性編)

筋トレなどいそしんでいる
男性へのオススメは、
ミケランジェロ作
「ダビデ」像のポーズである。

投石機に見立てた手ぬぐいを
肩にかけて扇風機の前で涼んでいる

「夕涼み
 よくぞ男に
 生まれけり」
の境地ですなぁ。

宝井其角(たからいきかく)
(江戸時代前期1661年~1707年
芭蕉十哲の一人)

定番ポーズ分析(女性編)

いつまでも少女のような
自由奔放さをお持ちの
女性におすすめは、
ボッティチェリ作
「ヴィーナスの誕生」のポーズである。

バスタオルを正しく使うよう注意される。

マリリン・モンロー
のスカートを
押さえるポーズ
の源流に遡る
趣向ですかなぁ。

所感

私たちは、
おそらく生命維持の観点から
自分とそれ以外との
関係性を瞬時に洞察するように
プログラムされていて
そこに存在する構図を
取り込んで
解釈を更新してゆく
能力が備わっています。
それを「学習」と言っても
いいかもしれません。

そのことを前提に考えると
ポーズとは、見る相手への
メッセージを前提に
つくりだされるものですから、
受け手にどのように映るかを
意識的・無意識的にかかわらず、
意図していることになります。

だから、風呂上がりの無防備な体勢で、
ポーズを成立させるには
自分以外の観察者が
どうしても必要になるのです。

たとえ、
歴史的価値の高い芸術作品
であったとしても、
扇風機一つを付け足したことで
見る側は
その関係性を変換させ、
ポーズの意味を
再構築させてしまいます。

「夕涼み」という、
日本的な風習から連想される
詫び寂びもどこかに消え去ります。

そして、
お笑い(滑稽なもの)に変化します。

そもそも、
「風呂上りのポーズ」は
「夕涼み」とは違う。

留意事項

今回、紹介した
「風呂上がりのポーズ」は、
ほんの一例です。

「風呂上がりのポーズ」は、
バスマット上から
一歩飛び出して
行ってしまうと、

観察者から
顰蹙(ひんしゅく)を買ったり、
冷笑(れいしょう)を浴びる
危険をはらんでいます。

・・・。

しかし、
社会通念上
「風呂上りのポーズ」は許容されるでしょう。

これは、あくまで、私個人の所感です。
「風呂上りのポーズ」についての
判例はありませんので。

もしも、あなたが
「風呂上がりのポーズ」を披露することによって
自分以外の大切なご家族や友人などとの関係に
亀裂が入ったとしても、
私は一切の責任も取りません。
あらかじめ、ご了承ください。

以上、ありがとうございました。

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