これを読むと、
かじるバターアイスのリニューアルが
お得か?お得ではないのか?の
判断基準の参考となるかもしれません。
ここ数年で、世界的に
インフレ(物の値段が上がる)傾向のなか、
日本でも食料品の値上げが
着々と行われています。
あまりにも行きすぎる値上げは、
稼ぎの少ないワシの場合、将来の不安が
増してしまい、
精神衛生上よろしくありません。
さて、ガリガリ君で有名な赤城乳業さんから
バター量50%UP!(従来の1.5倍)で
かじるバターアイスが発売されています。
何か原材料や
生産体制を変えるなどで
生産性を上げているのでは?
という邪推(じゃすい)が・・。
スペック(栄養成分)
- エネルギー 147kcal (従来 140kcal)
- たんぱく質 2.4g(従来 2.3g)
- 脂肪 9.2g(従来 8.8g)
- 炭水化物 13.8g(従来 13.2g)
- 食塩相当量 0.143g(従来 0.11g)
- 内容量:75ml(従来 75ml)
種類別:アイスクリーム 無脂肪固形分:8.8%(従来 8.7%) 乳脂肪分:12.5% (従来 12.2%) 原材料名:乳成分(国内製造)、砂糖、バター加工品、食塩/乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、香料、着色料(カロチノイド) (従来品には:リキュールが含まれていました)
価格維持
従来品との変更点はさほど見受けられない。
しかも、驚くことに、
内容量を(75mlのままで)減らしていない。
その上、価格設定は
昨年2022年10月と同じ(109円:税込118円)だった。
ちなみに、2021年10月は98円:税込106円
なので、2年前の2021年から比べると10円の値上げではある。
(値上げを全くしていないわけではない。)
(小売価格:購入先:「まいばすけっと」である。)
今回のリニューアル商品の
メーカー希望小売価格は173円(税込)
物価上昇以上に
給料は上がらない
ほとんどの方々や
勤労所得のない消費者、
つまりは、
あらかたの国民全員へ
のご褒美(大袈裟かな?)である。
いろいろな食品が
徐々に値上げしている中において、
価格維持はステキだ。
相対的に
アイスクリームの物価を
下げてくれている。
ちなみに、社労士試験の受験料は、
コロナ感染対策等を理由として値上げされました。
2020年(R2)9,000円 申込数49,250人
2021年(R3)15,000円 50,433人
2022年(R4)15,000円 52,251人
2023年(R5)15,000円 53,292人
社労士試験は、大臣が実施
社労士連合会が試験事務をするんやけど、
コロナ対策がひと段落したら
値下げされるん?
(旧価格の1.6倍の値上げである。)
値上げしたあとも、
申込数は増えているようですし・・・。
あっ
こういうこと
受験生が触れては
いけないのか?
(値下げはないでしょうから)
引き続き、
良好な受験会場環境で
行われることを希望します。
社労士試験は
毎年あるし、
競合がいないので
儲かりますねぇ。
話を戻して、
「赤城乳業」さん
&
「まいばすけっと」さん
いつもありがとう。
実食
安定安心のおいしさ。
口溶けなめらか。
アイスクリーム特有の溶けやすさがあるため、
写真のように、お皿に乗せる場合は、
接触面から溶け始めてしまいますので、
対策として、
お皿をあらかじめ冷やしておくことをお勧めします。
2年前の商品との味くらべはできない
(2年前の味は覚えていない)ので、
確かなことは言えない。
個人的には、あんまり変わらない気がする。
丸かじりしても147kcal
「丸かじりしても147kcal」と
パッケージには強調して書いてあるが、
実は
従来品のほうが140kcalだから
カロリーは低いのです。
では、どうして今回から
あえてコメントするのか?
これは、マーケティング上の
(健康志向の方への訴求効果)
を狙う売り方の変更なのかもしれない。
(これから先は、一個人の捉え方にすぎません。)
ハーゲンダッツを意識してるんとちゃうん
高価格帯で女性に人気のアイスクリームである
ハーゲンダッツなどは
小さめのカップのアソート(70ml)でも
バニラ:157kcal
グリーンティー:154kcal
ぐらいになってしまう。
外部リンク:ハーゲンダッツカロリー表
ハーゲンダッツの
カロリーの高さは、
良質のミルクにより
たんぱく質が多くなるから
ではないかと思われ、
一概にどちらが優れている
ということではない気がするものの、
アイスクリーム基準では
かじるバターアイスの
75mlで147kcalは
カロリーが抑えめな方
なのであろう。(たぶん。)
ちなみに、
ハーゲンダッツにもカロリー抑えめの
バーも存在する。
苺&ミルクは
74ml 128kcalである。
(苺の部分は氷菓なのだけれども、
中心部はアイスクリームです。)
氷菓にすれば、
カロリーは抑えられる。
氷菓にまで、競争のフィールドを広げると
井村屋「あずきバー」65ml 110kcal
赤城乳業「ガリガリ君」105ml 66kcal
など日本メーカー勢が
群雄割拠し、一触即発である。
ハーゲンダッツの強烈なイメージ
もう20年くらい前の話であるが、
職場の先輩曰く、
「ハーゲンダッツはカミさんが
風呂上がりに毎日食べていて、
確実に太っていった。」とのことで
あった。
高級ホテルの
深夜の風呂上がりに
バスローブを着て
アイスクリームを食べる
CMは
アイスクリーム好きならば
一度は真似したくなる
のではなかろうか?
深夜&甘いものから
人目をはばかる&贅沢を
連想する人にとっては
風呂上がり&アイスは
一種の背徳感をも
満たしてくれる
のだった。
しかし、CMに出演する
綺麗なモデルさんや女優さんが
百歩譲って、プライベートでも
毎日深夜にアイスクリームを
食べていたとしても、
その体形の維持(健康管理)には
別の取り組みをしているはずだ。
身もふたもないことを言うと、
ご本人とCMに出てくる女優さんは、
かならずしもイコールではない。
というか、あのキャラクターは
多分に創作の産物です。
このようなことを考えてしまう
かなり、めんどくさい性格の私が、
20年前に、職場の先輩に、
なんとことばを返したのか
今では覚えていないが、
(たぶん、
「ふ〜ん、そうなんですかぁ。」ぐらいの
そっけのない返事しかできなかったと思う。
会話が上手い人や司会者などは、
話し手の気持ちなどを拾って、
話を広げて(展開して)あげるものですが、
基本、私は、自分勝手、会話下手である。)
「丸かじりしても・・・」の強調は
「上品=高級」路線偏重のテレビCMの裏側に
気づいてしまい辟易(へきえき)しているテレビ離れした
めざとい客層(若い主婦層)の
獲得を意識して、
赤城乳業さんの、遠回しの
「こっち来〜い」メッセージではないかなぁ?
その点は定かではない。
ここまで、読んでくださった皆さんは、
もうお気づきのように、
私の場合、20年も前から
アイスクリームは価格重視で
選んでいます(=価格制限をかけています。)ので、
ハーゲンダッツは誰かから
ごちそうになるときだけ
いただいております。
ハーゲンダッツおいしいよね。
以上、
価格変更をうたわず、内容量を減らすなど
コソコソしている(ステルス)値上げが
見受けられる中において
こういう正直な会社は
全力でサポートして守りたいです。
外部リンク:「かじるバターアイス」がリニューアル
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